>_FDE Portal

Roadmap

FDE未経験からのロードマップ|0→6ヶ月→1年

最終更新: 2026-07-11(数値・事実は出典元の公表情報にもとづきます)

FDEに必要なのは「実装力×LLM活用×顧客対話」の3点セット。この記事では、いまエンジニアとして働いている人がFDEに転身するまでを、90日・6ヶ月・1年の3段階に分けた現実的な計画に落とし込みます。

前提: 自分の現在地を確認する

現在地ロードマップの入り方
SWE経験2年以上そのまま「最初の90日」から開始
コンサル・PdM(実装ブランクあり)90日を「コーディング復帰」に充ててから開始(コンサルからFDEへ参照)
完全未経験まずSWE/データエンジニアとしての就業を先に(1〜2年)。その間もLLM活用は並行できます

Phase 1: 最初の90日 — LLM実装の武器を作る

  1. LLM APIで動くものを作る(週末×4週)— OpenAI/Claude APIで、実データを扱う小さなツールを完成させる
  2. RAGを一本組む(週末×4週)— 社内文書・マニュアル等の検索応答。埋め込み・チャンク設計・評価まで
  3. エージェントの基礎(週末×4週)— ツール呼び出し・ワークフロー化。Agents SDK等のフレームワークに1つ習熟

ここでの目標は「面接で画面共有してデモできるもの」を3つ持つこと(ポートフォリオの作り方)。

Phase 2: 〜6ヶ月 — 「使われた」実績を作る

  • 実在の誰かの課題を解く — 社内の他部署・知人の業務・コミュニティ。ヒアリング→実装→導入→改善のサイクルを最低1周
  • 成果を数字で記録する — 「週3時間の作業が15分になった」レベルで十分。この一文が選考での最強の武器になります
  • 顧客対話の場数 — 現職で顧客・非エンジニアと接する機会(プリセールス同行・要件ヒアリング)に手を挙げる

Phase 3: 〜1年 — 応募と選考

やらなくていいこと(時間の節約)

  • ❌ 機械学習の理論を大学院レベルまで学ぶ — FDEはモデルを「作る」のでなく「使って導入する」職種です
  • ❌ Kaggleで上位を目指す — 選考で評価されるのは導入実績です
  • ❌ 資格集め — 「動くもの+使われた記録」が資格より雄弁です

よくある質問

プログラミング未経験からFDEになれますか?

直行は現実的ではありません。FDEは実装力が前提のため、まずSWE・データエンジニア等での実務経験(一般に2〜3年以上)を積むのが王道です。本ロードマップは「エンジニア経験はあるがFDE要素が足りない人」を主対象に、未経験者向けには前段の道筋も示しています。

ロードマップで一番重要なステップはどれですか?

「LLMを組み込んだものを作り、実際に誰かに使ってもらう」ステップです。FDEの選考では技術知識より『導入して使われた』経験の有無が決定的な差になります。小さくても実在の困りごとを解いた記録を作ることを最優先してください。

FDEというキャリアに興味が湧いたら

日本のFDE募集企業と公開求人の動きを、毎週定点観測しています。

FDE求人ウォッチを見る